こんにちは、夏目ミノリです。
今回は、宝製菓の『黄金のポルボローネ』を実食レビューします。

この記事を見てくれている方の中には、
「名前聞いてもいまいちピンとこないんだけど…どんなお菓子なの?」
…と気になっている方もいるでしょう。
まず結論として、『黄金のポルボローネ』はほろほろっとした食感が特徴のクッキーです。

いろんな賞を獲得している人気商品みたいだよ!
この記事では、実食を介して『黄金のポルボローネ』の詳細を紹介していきます。
購入を悩んでいる方は、ぜひお買い物の参考にしてくださいね。

残念ながら、私の好みではなかったけど…食感が軽くて甘すぎないから、食べやすく感じる人も多いと思うよ!
【概要】宝製菓『黄金のポルボローネ』について
商品画像 | ![]() |
メーカー | 宝製菓株式会社 |
価格 | 594円 |
内容量 | 6個 |
カロリー | 44kcal/個 |
賞味期限 | 90日前後 |
『黄金のポルボローネ』は、食のみやこ鳥取県特産品コンクールや、モンドセレクションで賞を獲得しているお菓子です。
鳥取県産の米粉と和三盆を使用したあっさりめのクッキーですが、大山バターも入っているので、豊かな風味も味わえます。
そもそも「ポルボローネ」とは?


「ポルボローネ」ってなんぞ?
ポルボローネとは、スペイン発祥のクッキーです。
「粉」「塵」を意味する「ポルボロン(Polvoron)」が語源で、その名の通りサラサラっと崩れていく食感が特徴となっています。
「ポルボローネ」「ブール・ド・ネージュ」「スノーボール」の違い
「ポルボローネ」「ブール・ド・ネージュ」「スノーボール」の3つは、とてもよく似たお菓子ですが、原材料やレシピが微妙に違います。
お菓子 | 特徴 |
---|---|
ポルボローネ(ポルボロン) | 小麦粉を焼いてから使用し、油脂にはラードを使う |
ブール・ド・ネージュ | ポルボロンがフランスに伝わったもので、小麦粉を焼かずバターを使う |
スノーボール | ブール・ド・ネージュと同じで、英語になっただけ |

ブール・ド・ネージュはコンビニにもあるし、知っている人も多いかな?
まぁ、細かい違いはあれど大体同じようなものと思ってもらえればいいかと。
ポルボローネ=クリスマスの定番お菓子
ポルボローネは、スペインでは伝統的なクリスマス菓子として定着しているようです。
また、ポルボローネを口に入れて溶けるまでの間に「ポルボロン」と3回唱えると、幸せが訪れるといわれています。
これはやるしかない。
宝製菓『黄金のポルボローネ』の特徴3つ
ポルボローネ(ポルボロン)がどんなお菓子か、なんとなくイメージできましたか?
続いては、『黄金のポルボローネ』について紹介していきます。
- お米の産地「鳥取」らしく米粉を使用
- 和三盆を採用しているから甘味がマイルド
- 大山バター使用でコクのある仕上がりに
お米の産地「鳥取」らしく米粉を使用
『黄金のポルボローネ』は、小麦粉だけでなく米粉も使用しています。
お米の産地といえば新潟をイメージする方も多いと思いますが、実は鳥取県もたくさんのお米を生産する米産地のひとつ。
鳥取西部の「米子(よなご)市」は、かつて米がたくさん獲れたことから「米生郷(よなうごう)」と呼ばれ、次第に「米子(よなご)」という名に転じたと伝えられています。
昔から米作りが盛んだった鳥取県。
その特色を生かし、お菓子に米粉を使用することで、鳥取県らしさを表現しています。

鳥取土産にぴったりだね!
和三盆を採用しているから甘味がマイルド
焼菓子というと、一般的にはグラニュー糖等の白いお砂糖を使用します。
しかし、『黄金のポルボローネ』に使用しているのは、高級和菓子にも使用される「和三盆」です。
マイルドな甘味を持つ砂糖なので、あっさりと食べられます。

甘すぎるのは苦手って人も食べやすいよ!
※原材料に上白糖も含まれているので、和三盆のみで作られているわけではありません。
大山バター使用でコクのある仕上がりに
『黄金のポルボローネ』は、油分に大山バターを使用しています。
大山バターといえば、鳥取県産の生乳を使ったバターで、乳の風味がしっかりとしているのが特徴です。
お菓子にコクを与えてくれるので、大山バターを使用した『黄金のポルボローネ』であれば、他クッキーにはないリッチ感を楽しめますよ。
宝製菓『黄金のポルボローネ』を実食!

今回は、6個入を購入しました。

個包装となっています。
これなら配りやすくていいですね。

商品写真は砂糖がたっぷりとかかっている感じだったけど…袋から出すとそこまで砂糖がついてない…?
これはちょっと残念…。
とりあえず食べてみます。

【原材料】
小麦粉(国内製造)、砂糖(和三盆、上白糖)、バター(乳成分を含む)、マーガリン、アーモンドパウダー、でん粉、鶏卵、米粉、食塩/加工デンプン、香料、アナトー色素
おわぁぁぁ!!食感がほろほろすぎて儚い!!
ごろッとしたルックスなのに、本当に崩れるような軽い食感でした。
これは子どももお年寄りも食べやすそうですよ。
甘さは本当にマイルド。
ただ…甘味がマイルドすぎてバターのコクに負けているというか…ちょっと軽食系(?)な印象です。
強いて言うなら…プレーンのスコーンに近いですね!
チョコやベリーが混ざってないとちょっと甘味が物足りないけど、軽食にはちょうどいいみたいな。
我ながら例えが微妙すぎて笑う。
宝製菓『黄金のポルボローネ』の口コミと評判
ネット上にある『黄金のポルボローネ』の口コミを調べてみました。
- ほろほろっとした口当たりで小さい子どもも食べられる
- 品の良い美味しいクッキー
- 一口サイズだから、デスクでも気軽に食べられる
- 甘すぎないところがいい
口コミを調べたところ、食感の軽さに対する高評価が多く見られました。
噛む力が弱い人でも食べやすいから、家族みんなで楽しめるのがいいですね。
宝製菓『黄金のポルボローネ』のカロリーは?
『黄金のポルボローネ』の栄養成分は、以下の通りです。
エネルギー | 44kcal |
たんぱく質 | 0.4g |
脂質 | 2.5g |
炭水化物 | 4.8g |
食塩相当量 | 0.03g |
一口サイズのクッキーなので、1個あたりのカロリーはそう高くはありません。
ただ、食べ過ぎるとカロリー過多になってしまうので、気をつけましょう。
宝製菓『黄金のポルボローネ』の値段
『黄金のポルボローネ』の値段は、6個入が594円でした。
一口サイズのクッキー1個が99円…これは正直高すぎますよね。
ただ、「お土産」という観点で考えると、500円台で買えるのはお得感があるかも。

お土産品って割高だから、平気で1,000円オーバーするもんね
また、12個入・18個入はどちらも1個あたり90円で、6個入より9円も単価が安くなります。
コスパが気になる方は、できるだけ個数が多い箱を購入しましょう。
宝製菓『黄金のポルボローネ』の総評

- 子どもや年配の方も食べやすいお土産を探している人
- 甘さ控えめのお菓子が好きな人
- 学校や職場でお菓子を配りたい人
- 常温で保管できるお菓子を探している人
- 受賞歴のある実力派お菓子を選びたい人
そういえば、ポルボローネってバターじゃなくてラードを使うのが特徴なんだけど…『黄金のポルボローネ』はバターを使っているんですよね。
これって…ポルボローネではなくてスノーボール(ブール・ド・ネージュ)なのでは…??
って疑問は野暮なのかな??
宝製菓について

宝製菓株式会社の企業情報をまとめました。
社名 | 宝製菓株式会社 |
所在地 | 〒689-2304 鳥取県東伯郡琴浦町逢束1075-265 |
TEL | 0858-49-5555 |
FAX | 0858-49-5678 |
設立 | 昭和22年1月 |
公式HP | http://www.takara-seika.co.jp/ |
オンラインショップ | http://www.sweet-takara.com/tkxcgi/shop/shop_index.cgi |
宝製菓は、大風呂敷をはじめ、多くの鳥取銘菓を生み出している人気菓子メーカーです。
伝統を守りながらも時代に合ったお菓子を展開しているので、宝製菓のお菓子であればどんな年代の方も楽しめます。

気になる方は公式HPをチェックしてみてね!
まとめ
今回は、宝製菓の『黄金のポルボローネ』を実食レビューしました。
商品の特徴をまとめると、以下の通りです。
- 和三盆を使用していて甘味がマイルド
- 軽く噛むだけでほろほろっと崩れる儚さが美味しい
- 賞を獲得している実力派お菓子で贈り物等ではずす心配が少ない
- 甘味が優しすぎて好みが分かれそう
- ぶっちゃけ高い
結構バターの風味が強くて、リッチ感を楽しるクッキーでした。
「ただ甘いだけのクッキーじゃ物足りない!」
「なんかこう…もうちょっとコクみたいなものが欲しい!」
普通のクッキーじゃ満たされない方、ぜひ食べてみてください。